簡単に作れる特殊なドライバーを紹介します。
画像2枚をご覧いただくと、ほとんど何も説明は要らないと思います。
多回転型の可変抵抗を回しています |
パイプでマイナス・ドライバーを囲んだだけ |
この可変抵抗はグルグルと多数回、回わします・・・
マイナス・ネジの頭をドライバー回すと、とかくハズれてうまく回せません。
特に回数が多くなると、腹立たしいくらい厄介です。
このパイプですが、ここでは有り合わせの銅のパイプを使ってハンダ付けしました。
センターさえ保持してくれれば、プラスチック・パイプでも十分役に立つでしょう。
画像を注意深く見て下さい。
マイナス・ドライバーの先より僅かにパイプの方が長くしてあります。
また、パイプの入口はテーパー状に削ってあります。
(マイナス・ドライバーの先もより鋭く加工)
こうすることで、両者を容易に組み合わせることができます。
さらに、パイプはサイズが大切で、ぴったりで、ごく僅かに大きめ・・・
最初の内径は2.7mmでしたが、その後手持ちの多回転可変抵抗を調べて
3.0mmに拡張しました。
このようにこまかい注文を付けると作れなくなりませんか?
とにかく挑戦してみてください。
物を作りながら考えると改善案は容易に出てくるでしょう。
実際、このドライバーに黒い塗料で縦線を入れました。
一回転ごとに、その線を見て回した数をかぞえる事が容易になります。
可変抵抗側のマイナス・ネジの頭を「+字」に加工する手もあります。
これでセンターの保持という目的は容易に達せられます。が、
加工する対象は多くなります。特殊ドライバーは一本作れば・・・